「たまには一人で自然の中にこもって、リフレッシュしたい」
そんな思いから始めた40代のソロキャンプ。
だけど、“雨”という自然の洗礼により、初回から苦い洗礼を受けることに…。
今回は、実際に体験した雨のソロキャンプ失敗談をもとに、初心者が知っておくべき教訓と雨への備えを赤裸々に綴ります。
これからソロキャンプを始める4方の参考になれば幸いです。
油断した天気予報|「小雨」からの本降り地獄
金曜の夜、「土曜は曇り時々雨」という天気予報を見て、「まあ大丈夫だろう」と軽い気持ちで出発。
しかし、自然はそんなに甘くありませんでした。
設営を終えて焚き火を囲んでいたそのとき、ぽつぽつと雨が…。
そして1時間後には本降りに。
結果、ペグがゆるみ、タープは風にあおられ…テント内に水が染み込む始末。
✅ 教訓:「曇り時々雨」は、装備を万全にするサイン。甘く見ないこと。

雨対策をナメた男の末路|タープの張り方が命取り
問題は、タープとテントの配置にありました。
テントよりもタープの設置が低かったため、タープにたまった雨が滝のようにテントに直撃。
また、地面の傾斜を無視して設営したため、雨水が*テントの下に流れ込み、寝袋もぐっしょり。
✅ 教訓:テントは必ず高台に設営すること。
タープの傾斜を意識し、テントの屋根代わりにはしないこと。

夜が長すぎる…寝袋・マット選びの失敗
濡れた床と薄手の寝袋。
しかもマットは持ってきておらず、湿った地面に直寝状態。
気温15℃程度の夜でも、濡れた身体と地面の冷たさで体力を奪われ、ほとんど眠れず…。
✅ 教訓: マットは“体温を守る装備”として絶対必要。
雨が予想される日は防水性の高いインナーシートをプラス。

それでも「またやりたい」と思えた理由
朝4時、びしょ濡れのまま飲んだインスタントコーヒー。
木々の合間から少しだけ差し込む光と、しっとりと濡れた森の香り。
その一瞬に、「ああ、来て良かった」と思えたのです。
雨の日のキャンプは、想像以上に過酷。
でも、想像以上に美しい。
そんな矛盾が、ソロキャンプの魅力かもしれません。

【まとめ】
40代初心者が“雨”に負けないためのチェックリスト
最後に、今回の経験から導いた雨キャンプ対策チェックリストをご紹介します。
✅ 天気予報は複数の情報源でチェック(前日・当日朝)
✅ タープは角度をつけて設営し、テントより高い位置に
✅ テント下にはグランドシート+浸水防止のスカート付きが安心
✅ マット&防寒寝具は季節を問わず必須
✅ 濡れた後の着替え・タオル・ビニール袋も多めに準備
雨に備えることで、ソロキャンプはもっと自由で心地よい時間になります!!