〜寒い夜に心と体を温める“焚き火熱燗”のススメ〜
はじめに:冬キャンプの夜に「熱燗」が沁みる理由
冬のソロキャンプ。
澄んだ空気、静寂な森、パチパチと燃える焚き火の音。
そんな中で飲む一杯の熱燗は、まさに“至福の時間”。
体の芯から温まり、心までほぐれていく感覚は、冬キャンプならではの特権です。
この記事では、焚き火で熱燗を楽しむ方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
必要な道具から作り方、相性抜群のおつまみ、注意点まで、実体験を交えてご紹介します。
必要な道具:焚き火で熱燗を作るための基本セット
まずは、焚き火で熱燗を作るために必要な道具を揃えましょう。すべてAmazonなどで手軽に購入できます。
• シェラカップor小鍋:直火OKな金属製のもの(ステンレスやチタン製が◎)
• 五徳or焚き火台の網:シェラカップを安定して置けるもの
• 日本酒(熱燗向き):純米酒や本醸造酒が香りもよくおすすめ
• 温度計(あれば):適温を見極めるのに便利
• 耐熱グローブ:火の近くでの作業は必須

焚き火で熱燗をつくる手順とコツ
① 日本酒をシェラカップに注ぐ
1人分なら100〜150ml程度がちょうどいい量。
吹きこぼれ防止のため、カップの7〜8分目までに。
② 焚き火の“熾火(おきび)”を使う
炎がバチバチ上がっている状態ではなく、赤くなった炭火のような状態がベスト。
強火すぎると、香りが飛んだり、焦げ臭くなることも。
③ 温度を見ながら加熱
• ぬる燗:40℃前後(ほんのり温かい)
• 上燗:45〜50℃(香りが立ち、飲みやすい)
• 熱燗:50〜55℃(寒い夜にぴったり)
温度計がない場合は、カップの底を指で触って「熱っ!」と感じたらOKのサイン。
④ 火から下ろして、ゆっくり味わう
湯気とともに立ち上る香りを楽しみながら、焚き火の炎を眺めて一口。
これぞ、冬キャンプの醍醐味です。

熱燗に合う!冬キャンプのおつまみ3選
熱燗をさらに美味しくするには、相性のいいおつまみが欠かせません。
ここでは、焚き火で簡単に作れるおすすめを3つご紹介します。
① 焼き味噌
アルミホイルに味噌をのせ、ネギや七味をトッピングして炙るだけ。
香ばしさと塩気が熱燗にベストマッチ!
② スキレットで焼くチーズ
カマンベールやモッツァレラをスキレットで軽く焼くだけ。
とろけるチーズと熱燗の相性は、想像以上に抜群。
③ 缶つまアレンジ
市販の「缶つま」シリーズをそのまま温めるだけ。
サバ味噌や焼き鳥缶など、酒の肴にぴったりのラインナップが豊富です。

実体験:熱燗がくれた“孤独じゃない夜”
初めて焚き火で熱燗を楽しんだのは、山奥での冬ソロキャンプ。
日が暮れて気温が一気に下がり、手がかじかむ中で焚き火を起こし、
シェラカップに注いだ日本酒をそっと火にかけました。
湯気が立ち、ふわっと香る米の香り。
一口飲んだ瞬間、体の芯がじんわりと温まり、
「この時間のために来たんだ」と心から思えたのを覚えています。
焚き火の炎と熱燗のぬくもりが、孤独を癒してくれる。
それが、冬のソロキャンプの魅力です。

安全に楽しむための注意点
• 火加減に注意:強火で加熱しすぎると吹きこぼれや火傷の原因に
• 火のそばを離れない:熱燗中は目を離さず、火の管理を徹底
• アルコールの摂取量に注意:寒さで酔いが回りやすく、低体温症のリスクも
※飲酒後の焚き火や薪割りは注意が必要。安全第一で楽しみましょう。

まとめ:焚き火×熱燗は、冬キャンプのご褒美時間
冬のソロキャンプは、寒さとの戦いでもあります。
でも、だからこそ「焚き火で熱燗を楽しむ時間」は、格別のご褒美になるのです。
• 必要な道具を揃える
• 熱燗の適温を知る
• 焚き火の火加減を見極める
• 相性の良いおつまみを用意する
この4つを押さえれば、あなたの冬キャンプは一気に“至福の時間”へと変わります。

