40代からのソロキャンプに、心をほどく一杯を。
「何もない夜」に、レモンサワーが灯りをくれた…
仕事も家庭も一段落した頃、ふと「自分の時間が欲しい」と思って始めたソロキャンプ。
最初はギア選びや設営に夢中だったけれど、焚き火の前に座ると、急に静けさが押し寄せてくる。
そんな夜に、私はレモンサワーを手に取った。
キンと冷えた炭酸が喉を通るたび、張りつめていた心が少しずつほどけていく。
レモンの酸味が、どこか懐かしい。
ああ、これはただの酒じゃない。自分を取り戻すための“儀式”なんだ——そう思った。
ソロキャンプ×レモンサワーがくれる「整う時間」
レモンサワーは、ソロキャンプにぴったりの飲み物です。理由は3つあります。
1. シンプルなのに奥深い
焼酎とレモンと炭酸水。たったそれだけなのに、配合やレモンの種類、氷の量で味が変わる。自分好みの“黄金比”を見つけるのもまた、ソロキャンプの楽しみのひとつ。
2. 軽やかで飲み疲れしない
ビールのように重くなく、日本酒のように酔いが回りすぎることもない。焚き火を眺めながら、じっくりゆっくり味わえるのがレモンサワーの魅力。
3. 食事との相性が抜群
塩気のあるおつまみ、脂ののった肉、さっぱりした魚介——どんなキャンプ飯にも合う万能選手。特に「炭火焼き」との相性は最高です。

【実録】極上レモンサワーの“仕込み”術
キャンプ場で一から作るのもいいけれど、私は「仕込み派」。出発前に自宅で“レモン焼酎”を仕込んでおくと、現地での手間がぐっと減ります。
■仕込みレシピ(2〜3杯分)
• 焼酎(甲類):200ml
• レモン:1個(輪切り or くし切り)
• はちみつ:小さじ1(お好みで)
• 保存容器(ジャーやボトル)
1. レモンをよく洗い、皮ごとスライス。
2. 容器に焼酎とレモン、はちみつを入れて冷蔵庫で一晩寝かせる。
3. キャンプ場では氷と炭酸水を用意するだけ!
この“漬け込みレモンサワー”は、レモンの香りがしっかり移っていて、まるで専門店の味。しかも、焚き火の前で注ぐだけという手軽さがたまりません。

焚き火とレモンサワーに合う「おすすめおつまみ」
ソロキャンプでは、手間をかけすぎないのが鉄則。でも、味気ないのは嫌。そんなときにおすすめなのが「静かなつまみ」。音を立てず、手間もかけず、でも心に染みる味。
● 塩昆布×クリームチーズ
アルミ皿にクリームチーズをのせ、塩昆布をトッピング。焚き火の余熱で少しとろけたら食べごろ。レモンサワーの酸味と絶妙にマッチ。
● 焼きししゃも
網にのせて炙るだけ。骨ごと食べられて、レモンの香りと相性抜群。焦げ目がついたらレモンサワーをひと口。これぞ至福。
● 柚子胡椒ナッツ
ミックスナッツに柚子胡椒を少量まぶすだけ。ピリッとした辛味がレモンサワーの爽快感を引き立てます。

焚き火とお酒がくれる「自分との対話」
夜が深まるにつれ、焚き火の炎は静かに語りかけてきます。誰かと話すわけでもなく、スマホも見ない。ただ、火と向き合い、レモンサワーを飲みながら、心の声に耳を澄ます。
「最近、頑張りすぎてたな」
「本当は、何がしたいんだろう」
「このままでいいのかな」
そんな問いが、ふと浮かんでは消えていく。レモンサワーのアルコールが、心の鎧を少しずつ溶かしてくれるのかもしれません。

おわりに:レモンサワーは、心のスイッチを切り替える鍵
「焚き火とお酒と、極上のレモンサワー」
この3つが揃えば、どんなに疲れていても、心はふっと軽くなる。
ソロキャンプは、ただ自然を楽しむだけでなく、自分を見つめ直す時間でもあります。
そんな夜に、レモンサワーはそっと寄り添ってくれる存在。
次のキャンプでは、ぜひ“仕込みレモンサワー”を持って出かけてみてください。
焚き火の前でグラスを傾けるその瞬間、きっとあなたも気づくはずです。
「この時間が、何よりのごちそうだ」と。

