「ソロキャンプ、なんだかカッコよさそうだし癒されそう…」
そんな軽い気持ちで始めた40代の週末ソロキャンプ。
しかしそこで、“準備不足”という代償の重さを痛感することになりました。
本記事では、実際に経験した初ソロキャンプでの失敗談をもとに、初心者が押さえておくべき教訓と最低限の準備ポイントをお伝えします。
焚き火がつかない…暗闇で心折れた初日
人生初のソロキャンプ。
期待に胸をふくらませ、車にキャンプ道具を詰めて出発したのは金曜の午後。
ところが、夕暮れの中いざ設営を終えて焚き火を始めようとしたそのとき、薪が湿っていたのです。

着火剤もライターも何度使っても火は広がらず、頼みの綱のLEDランタンも充電切れ寸前。
暗闇と格闘するうちに、気持ちはどんどん焦りに変わっていきました。

寒さと寝づらさでほぼ眠れなかった夜
夜9時、気温は想定よりも大きく下がり、薄手の寝袋では寒さをしのげず、ダウンジャケットを着込んで横になるも…
地面が硬すぎて熟睡できず。

マットを持参しなかったことを、心の底から後悔しました。
「朝が来るのがこんなに待ち遠しいなんて」と思ったのは、大人になって初めてかもしれません。

初心者が陥りがちな準備ミスと教訓
私の失敗は、単なる知識不足や甘い見通しが原因でした。
以下に「初心者がやりがちな準備ミス」とそこから得られる教訓をまとめます。
1. 火起こしを甘く見ない
✅教訓:薪は乾いたものを現地購入or事前準備必須。着火剤は2種持ちが安心。
2. 寝具の準備が雑すぎた
✅ 教訓:地面の冷たさ・硬さ対策にマットはマスト。寝袋は気温対応確認を。
3. 道具の事前チェック不足
✅ 教訓:ランタンやバーナーの充電・燃料残量は出発前に必ず確認すること。
4. 食料・水の余裕がない
✅ 教訓:“余分に持っていく”が安心の鉄則。食べないより余るほうがマシ。
それでも、また行きたくなるのがソロキャンプ
こうして初ソロキャンプで「寒い・眠れない・不安・腹が減る」の四重苦を味わいました。
それでも不思議なことに、「また行きたい」と思ったのです。
夜明けの静けさや、朝日に照らされたテント、コーヒーの香り。
自然と自分だけの時間に、心が満たされたからかもしれません。
【まとめ】
40代初心者こそ、失敗を恐れず始めよう
40代からソロキャンプを始める人にとって、「準備」は安心と安全を支える大切な土台です。
でも、完璧じゃなくても大丈夫。
失敗も含めて、キャンプは最高の学び場です。
この記事を読んだあなたが、「よし、しっかり準備してソロキャンプに挑戦してみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。