― ソロキャンプで味わう、静寂と旨味のマリアージュ ―
なぜ「焚き火×お酒×1人鍋」がソロキャンプの最適解なのか?
冬のソロキャンプ。
誰にも邪魔されない静かな夜に、パチパチと薪がはぜる音。
その傍らで、湯気を立てる小さな鍋と、手元にある熱燗の湯呑み。
この3つが揃った瞬間、キャンプは“非日常”から“自分だけの居酒屋”へと変わります。
「焚き火」「お酒」「1人鍋」——この三位一体は、ソロキャンプにおける究極の癒し体験。
今回は、そんな贅沢な夜を演出するための“雰囲気重視”の鍋スタイルと、焚き火調理のコツ、そしてお酒との相性まで、実体験をもとにご紹介します。
焚き火で鍋を作るという贅沢
バーナーではなく、あえて焚き火で鍋を作る。
それは「手間を楽しむ」というキャンプの本質に触れる行為です。
✅焚き火調理のポイント
• 火加減は“熾火(おきび)”がベスト
炎が落ち着いた赤い炭火状態が、鍋を焦がさずじっくり煮込むのに最適。
• 五徳やトライポッドを活用
鍋を安定させるために、五徳や吊り下げ式のトライポッドがあると便利。
• 薪は広葉樹を選ぶ
火持ちが良く、煙も少ないため調理向き。ナラやクヌギがおすすめ。

【レシピ】焚き火で作る「鶏つくねと柚子塩の1人鍋」
📌材料(1人分)
• 鶏ひき肉:100g
• 長ネギ(みじん切り):1/4本
• 生姜(すりおろし):少々
• 塩:ひとつまみ
• 酒:小さじ1
• 白菜:2枚
• 春菊:ひとつかみ
• しめじ:1/2パック
• 柚子皮(千切り):少々
• 鶏ガラスープの素:小さじ1
• 水:250ml
• 塩:小さじ1/2
• 酒:大さじ1
• 醤油:小さじ1(お好みで)
✅作り方
1. 鶏ひき肉に長ネギ、生姜、塩、酒を加えてよく練り、つくねを作る。
2. クッカーに水と鶏ガラスープの素、酒、塩を入れて焚き火にかける。
3. 沸騰したらつくねをスプーンで落とし入れ、アクを取りながら煮る。
4. 野菜ときのこを加えてさらに煮込み、最後に柚子皮を散らして完成。

お酒との相性:柚子香る鍋には何を合わせる?
この鍋に合わせたいのは、すっきりとした辛口の日本酒。
特に「純米吟醸」や「本醸造」など、キレのあるタイプが柚子の香りと好相性です。
おすすめは以下のような銘柄:
• 八海山(新潟):淡麗辛口で鍋の味を引き立てる
• 久保田 千寿(新潟):バランスの良い飲み口で、つくねとの相性◎
• 獺祭 純米大吟醸(山口):フルーティーな香りが柚子とマッチ
※お酒は保冷バッグで持参し、現地で湯煎して燗酒にするのがおすすめです。

焚き火と鍋をもっと楽しむための“演出”アイデア
ソロキャンプは、誰にも気を使わず自分の世界に没入できる時間。
だからこそ、ちょっとした演出で“非日常感”を高めることができます。
雰囲気を高めるアイテム
• オイルランタン:焚き火の炎と相まって、幻想的な空間を演出。
• 木製のカッティングボード&器:自然素材が料理を引き立てる。
• Bluetoothスピーカーで音楽:焚き火と音楽の相性は抜群。

ソロキャンプ初心者でも安心!焚き火鍋のQ&A
Q:焚き火で鍋って難しくない?
A:火加減さえ気をつければ意外と簡単。最初は市販の鍋スープを使ってもOK!
Q:鍋の後のシメは?
A:うどんや雑炊が定番。柚子塩鍋には、細めのうどんがよく合います。
Q:片付けが面倒では?
A:クッカー1つで完結するので洗い物も最小限。お湯を沸かして拭き取ればOK。
まとめ|焚き火とお酒と、1人鍋がくれる“整う時間”
焚き火の炎を眺めながら、湯気立つ鍋をつつき、酒をちびちびと味わう。
この時間は、ただの食事ではなく「心を整える儀式」のようなもの。
忙しい日常から離れ、自然の中で自分と向き合う。
そんな夜にこそ、「焚き火とお酒と、1人鍋」は最高のご褒美になります。
次のソロキャンプでは、ぜひこの組み合わせを試してみてください。
きっと、あなたのキャンプスタイルが一段と深まるはずです。
