雨撤収は“経験値が試される時間”だった
ソロキャンプを続けていると、避けて通れないのが 雨撤収。
天気予報が晴れでも、山の天気は急に変わる。
私も何度か「帰る直前に雨」という状況に遭遇してきました。
特に印象に残っているのは、
前夜から降り続いた雨が朝になっても止まず、
気温14℃、湿度が高く、テントの外はしっとりと濡れた静かなキャンプ場。
撤収を先延ばしにしたい気持ちと、帰らなければいけない現実の間で揺れながら、
「どうすれば効率よく、濡れずに片付けられるか」を必死に考えた時間でした。
その経験から、
雨撤収には“手順”と“装備”がすべてを左右する
という結論にたどり着きました。
雨撤収で絶対に役立つ“装備”リスト
雨撤収は、装備が揃っているかどうかで難易度が大きく変わります。
実際に私が使って「これは必須」と感じたものをまとめました。
- 大きめのゴミ袋(45L〜70L)
濡れたテントやタープをそのまま車に入れると、
車内が湿気と泥で大変なことになります。
大きめのゴミ袋は 濡れ物を一時的に収納する最強アイテム。 - 防水スタッフバッグ
濡れたペグやロープをまとめて入れられる。
撤収後の整理が圧倒的に楽になります。 - グローブ(滑りにくいタイプ)
雨撤収は手が濡れて滑りやすい。
グローブがあるだけで安全性が段違い。 - タオルorセームタオル
テントの水滴を軽く拭き取るだけで、
後の乾燥作業が大幅に楽になります。 - 予備のレインウェア
雨撤収は体が濡れると一気に体温が奪われる。
特に春・秋は低体温症のリスクがあるので必須。

雨撤収の“正しい手順”は順番がすべて
雨撤収は、焦ると余計に濡れるし、片付けも乱れる。
だからこそ 順番を決めておくことが最重要。
ここでは、私が実際にやって効果的だった手順を紹介します。
- まずはタープを残して荷物をまとめる
タープが屋根代わりになるので、
テーブル・チェア・クッカーなどを先に片付ける。 - テント内の荷物をすべて外へ出す
テントの中を空にしておくと、
テントを畳むときにスムーズ。 - テントの水滴を軽く拭く
完璧に拭かなくてOK。
“軽く水を落とす”だけで後の乾燥が楽になる。 - テントを素早く畳んでゴミ袋へ
濡れたまま収納袋に入れるとカビの原因になるので、
ゴミ袋に入れて持ち帰るのが正解。 - 最後にタープを撤収する
タープは最後まで残すことで、
自分も荷物も濡れにくい。
この順番を守るだけで、
雨撤収のストレスが大幅に減ります。
実際に雨撤収して気づいた“失敗しないコツ”
雨撤収は、経験して初めて分かることが多い。
私が実際にやって「これは大事」と感じたポイントをまとめました。
- 焦らないことが一番のコツ
雨が降ると気持ちが急ぎがち。
でも焦ると、濡れた荷物を増やすだけ。
深呼吸して、手順通りに進めるのが正解。 - テントは“完璧に乾かそうとしない”
雨撤収で完璧を目指すと時間がかかる。
軽く水を落とすだけで十分。 - 車に積む順番を決めておく
濡れ物と乾いた荷物を混ぜると、
帰宅後の片付けが地獄。
私は車の後部を「濡れた物ゾーン」にしています。 - 帰宅後はすぐに乾燥作業
濡れたテントは放置するとカビが発生する。
帰宅したら、まずテントを広げて乾かすのが鉄則。
まとめ:雨撤収は“準備と手順”で快適になる
雨撤収は、キャンプの中でもっとも大変な作業のひとつ。
でも、装備を整え、手順を決めておくだけで、
驚くほどスムーズに片付けられます。
そして何より、
雨の中で撤収を終えたときの達成感は、
晴れの日には味わえない特別なもの。
雨撤収は避けられないけれど、
正しい知識と準備があれば“怖くない”どころか、経験値として確実に積み上がる。
次のキャンプで雨に降られても、
きっと落ち着いて撤収できるはずです。
